ユースケ

96時間のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

96時間(2008年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「娘を助けるためなら、エッフェル塔でも壊してみせる!」
タイムリミットは96時間。今、CIAが作り出した殺人マシーンがパリの街を血の海に沈める。

いつもは子離れできない寂しがり屋の中年オヤジのリーアム・ニーソンですが、愛する娘に危険が迫れば、殺人マシーンのスイッチオン。「それ見たことか」と自慢のスパイセットを取り出し、CIA仕込みの捜査テクニックで犯人を追い詰め、邪魔する奴等は瞬殺に次ぐ瞬殺。後先考えず全てを暴力で解決。

結果的に、ナメられていた元妻と娘は酷い目にあって改心。プレゼント対決でプライドを傷付けられた金持ちの義父は己の役立たずっぷりを痛感。娘を悪の道に誘い込むビッチな友達はオーバードーズで死亡。オヤジ的には最高のハッピーエンドです。

殺るか殺られるかではなく、いつ殺るかどう殺るかなリーアム・ニーソン。迷いのない暴力を魅せる彼こそ、スティーブン・セガールの後継者に相応しい男だ。