ぽここ

あしたは最高のはじまりのぽここのレビュー・感想・評価

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
3.9
最後、号泣しました。。

途中で、まさか… 血が繋がってない⁉︎
とか、そんな悲しいことはやめて、、
と願いました。

ただ、日々子どもの笑顔と幸せのみを
願って育てる事、一緒に歩む事で
それすらも超越した愛情が生まれること…

ものすごく大切なことだと
改めて思い出させてくれる映画でした。

最後のシーン別れる前のシーンで

グロリアが

「生物学的って?」

とサミュエルに聞きます、サミュエルは

「小さな種がパパのじゃなかった」

と答えると、グロリアは平気な顔で

「でもパパでしょ?」

と聞く、サミュエルはさらに答えます

「もちろんだ。小さな種の親と育ての親だ」

とグロリアに説明します
全て理解してグロリアは

「言葉の違いでしょ」

と簡単に言い切ります

「そうさ 単なる言葉の違いだ」

この2人のやり取りに今までの全てが詰まっていた気がします。

全て周りが否定したとしても
2人は親子以外のなにものでもないと。


最強のふたりでも、オマール・シーはとても良かったですが、また別の魅力を存分に見せてくれていました。

家族、親子の繋がりを改めて考えさせてくれるとともに、
親が子どもを育ててはいますが、
実は、親も子どもに育てられているのだなと再確認した作品でした。
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