ごめんなさい。
入江監督が、長年暖めていたオリジナルらしいけれど、私には何を伝えたかったのか、判らなかった。
兄弟関係なら『蛇イチゴ』
政界の裏話なら『アリーキャット』で体感していて、
この映画では
どちらの話も中途半端に終わっていたように思う。
新発見は篠田さんかなー?
一番気迫があった。
あと、
(きっと最近増えている)
訳もなく(いや、本人にはちゃんとした屁理屈のような理由はあるのでしょう)
自警団の若者の、存在。
自分の中では
「正しい」んです。
これは
『否定と肯定』の原告や
『ヒトラーに屈しなかった国王』の中で
イギリスから守ってやる、というドイツに通じる
ような気がする。
違うんだよ、というメッセージが
もう少し伝われば良かったなぁ。
2019.12.18 センチュリーシネマにて鑑賞