kissenger800

ロボット:SORI(音)のkissenger800のレビュー・感想・評価

ロボット:SORI(音)(2015年製作の映画)
-
イ・ハニが長澤まさみより磯山さやかに近い仕事を受けがちなのはどういうことかね。みたいな興味が尽きないのでちょうど求めていた匙加減のバカ映画で堪能しましたが、父娘ものには採点甘い俺だしなにしろイ・ソンミンだから良いっちゃ良いんだけど、まあテンプレートの域から出ない作品ではある。
親の期待する子ども閾値におさまっているうちは猫可愛がり、そこを出たら父さんはおまえのためを思って言ってるのに何だその態度は!
ってそんなシンプル構成はもうドラマにならないですよね。
その辺がいかにも「近過去」作品で、大邱ならではのエピソードの絡め方もウマイよりはズルイと言うべきだし(トータルの出来では劣る『がんばれ!チョルス』2019のほうが、まだそこの理屈が丁寧)楽しみつつも文句がいっぱい出る、そういう類のエンターテイメント作です。
ホメてんのかケナしてんのかどっちやねん……ホメてるよホメてる。
kissenger800

kissenger800