kissenger800

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのkissenger800のレビュー・感想・評価

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サイモン・ペッグはいつこのギャラ良いだけが取り柄の毒毒シリーズから抜けられるか。だけが関心事で、連休だしバカ映画成分補給をしとくか。という出来心の視聴だったのになんと今回ヘイリー・アトウェル及びぽむぽむ・くれめんてぃえふっつーMCU同窓会エッセンスがドーピングされており、特にぽむぽむ、あらあら立派になってまあまあ。というおばさん感想が止まりませんで普通に見てしまいました(懺悔)。

前前前作ぐらいからハリウッド水準の「プロデュース」即ち第三者視点が欠落し、チャイナ・マネーを背景に主演のやりたいことをやります、物語とか二の次。ってカネあれば何やっても許される系になり、チャンスさえあれば主演俳優に面と向かって唾を吐いてもいいレベルに堕してしまった本フランチャイズ、であるにもかかわらずなんだかんだ皆勤しているのは文字通り毒くらわば皿までというかサイモン・ペッグという「大金に目が眩んで魂を売った」分かりやすいニンゲンの末路を見届けねば使命感というか、や、サー・マイケル・ケインという一筋縄ではいかない先達もいるけどおまえここからどうするん、という興味があるんで。

ところが今作、意外なほど映画になってませんか。
ここ2作があまりに酷かったから、そことの比較で判定が甘くなってるのかもしれないんですが、予想してたよりはマシでしたよ。
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