ブラックユーモアホフマン

ワイルド・スピード/ジェットブレイクのブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

3.7
アホすぎwwww
TOKYO DRIFTのジャスティン・リンが帰ってきた!!って感じw

ジゼルとハンに言っとくけど、東京ってそんな良い街じゃないから来なくていいと思うよ!
あとミアとレティ、ホッピーの飲み方間違ってるよ!!外だけじゃアルコール入ってないから!不味いでしょ!

スーパーコンボは観てないんだけど、ICE BREAKからは4年も経ってるのか。まして僕がまとめて全作観たのは2014〜15年にかけてだから6年以上経ってる。当然あんま覚えてなかったけど覚えてなくても大丈夫だろと思って観に行ったら、大丈夫だった。

ルーカス・ブラックの劣化が一番激しかったな。一番俳優業やってないもんな。周りがガタイ良すぎるのもあるけど、細くなっちゃっておじいちゃんみたいだった。病気でもしたのかなって心配になるレベル。でもまあもう40歳近いんだもんな。それでまだ若者役やらされてるのキツイな。TOKYO DRIFTから15年経ってるからね。長いシリーズだな。

ジャスティン・リンがどうやってシリーズを立て直そうとしてるのかは見えた。ポール・ウォーカー亡き後、前作ICE BREAKではドム(ヴィン・ディーゼル)と双璧をなす新たな主人公格キャラとしてホブス(ドウェイン・ジョンソン)を更に立たせたけど、それに何故か納得いかないヴィンが現実世界でロック様と仲違い(あんなに劇中では皆ファミリーとか言って仲良くしてるくせに)してしまったので、ドムの義理の弟ブライアン(ポール・ウォーカー)の存在はちゃんと残しつつ、血の繋がった実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が登場。

しかしゴツ男とゴツ男では正直、華がない。あのポール・ウォーカーの爽やかな正統派イケメンぶりもこのシリーズに必要だったのだ。
そこで!ハン(サン・カン)の復活。ジャスティン・リンは恐らく、ブライアンの爽やかイケメン枠を埋め得る存在として、思い入れの深いキャラクターでもあるハンを復活させ、なんならドムと双璧をなすキャラにまで押し上げようという魂胆なのではないかと俺は踏んだぞ。

白人じゃないけど、アジア系で何が悪いんだと。ウチのサン・カンはそれほどの男だぞ、と。ジャスティン・リン、よく分かる。やっぱハンが一番カッコいい。正直。再登場した瞬間、やっぱカッコいいなーと思ったもんね。

しかし、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)は登場するのにホブスは再登場しないっていうのはやっぱり違和感あるなー。
だって鼻曲がりのシェー・ウィガムすら再登場してんだよ?笑 どうにか仲直りしないもんかと思うけど、ちょっとドウェイン・ジョンソンがスーパースターになりすぎたかな。

てかキャストがジェームズ・ガン過ぎないか。主演グルートで、その弟がピースメーカーで、その育ての親がヨンドゥで、雇い主がエゴなんだけど。(昨日、バキ翼見てたから親子続けて見ちゃった)

今回は全体的にはまとまりがなく、アクションもそこまで面白くなくて、せっかく復活したハンもそこまで活躍しなかったけど、多分これは次回作からの最終章に向けた助走なんだろう。期待。

冒頭は『フォードvsフェラーリ』かなんかに影響された?ポストクレジットシーンは『悪人伝』だろ!ジャスティン・リンよ、手の内は分かってるんだよ。次はもっと工夫しような。

【一番好きなシーン】
やっぱ全然ラーメン食わないしホッピー外だけ飲んでるところかな。