さききち

ワイルド・スピード/ファイヤーブーストのさききちのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

2023年52本目(極上爆音上映bスタ)、53本目(IMAX再鑑賞)

2回観た結果:こりゃーやばいわ!観るアドレナリン!語り口はいつもと違うけれど、爽快痛快爆上がり!ラストまでほぼクライマックス状態が継続!面白い!よくあのテンションをキープしたなぁ!次作も必ずドデカスクリーンで観よう。後半が待ち遠しい。

◆初回感想
ワイスピシリーズは大好き。
今回も、沢山復習して、毎日楽しみにして今日の日を迎えた。
悲しいけれど、今回は自分には合わなかった。

俺は主体性がない映画が嫌いだということが今回はっきりわかった。
これまでのワイスピは、ストリートレースなり潜入なり、グダグダ巻き込まれつつも、そこにドム達の主体性があった。
今回は、圧倒的な悪役のモモアに最後の最後まで振り回されて、全ての行動はモモアベースだった。

◆良かった/テンションが上がった点
①カーアクションやスタント
相変わらず序盤からマシマシで、興奮の閾値を上げに上げてくる。通常の映画だとクライマックス級のアクション・破壊シーンが続くもんで、途中から頭がバグって、並大抵のじゃ心動かなくなってくる(良くも悪くも)。これは良い点でもあり、悪い点でもあるな。
②ショウ登場シーンの意外さ。
今回も前作ラストにどうやってか繋がるとは思っていたけれど、まさかハンがリベンジではなく、助けを求めに行くとは。
③ホブス登場。
ラストのラスト。まさか今作で出てくれるとは。現実でのヴィンとドウェインの不仲→和解のエピソードから、出るとしても次作からかと勝手に思っていた。序盤のファミリーランチシーンでもいなかったし。これはテンションあがった。
④悪役の過去にない絶望感。
まさかサイファーを超える絶望がやってくるとは思いもしなかったよ。しかも何十倍も。先回り先回りしすぎてこいつはエグい。死体とのネイル会話シーンがあることでサイコ感もあって最高にヤバいやつ出てきたな。ラストまで絶望が拭えない。
⑤ ドム弟(ジェイコブ)登場シーン
最初、誰が殴ったか見えない画角だったから、もしやブライアンの演出?と思いきや、頼もしいジェイコブが来てテンションUP
⑥過去作のオマージュ
後半のカーアクションに過去シリーズのオマージュが多々あった気がして、その度に高揚した。

◆嫌いだった点
①ドム弟(ジェイコブ)爆死?
あそこで殺す必要なくない?完全にコマじゃん。扱いよ…まぁたぶん死なないんだろうけど。
②ジゼル復活
これ、前回のハンのようにサプライズなんだろうけど、いやいや、ハンに続いてこれやっちゃーダメでしょ。毎回命がけで戦ってるし、それゆえ感動やカタストロフもあるけど、今まで死んだ主要キャラが悉く復活したら、なんのスリルもなくなるじゃん、、「あ、死んだけど、まぁまた大丈夫っしょ」みたいに。現にジェイコブには今それ感じちゃってるよ。
③ファミリー分散行動
バラバラになって視点がぼやけて、しかも振り回されっぱなしで、なんとも面白みがない。集結のカタストロフも、悪役の悪意のコマでラストを迎えちゃって何とも言えない…

鑑賞直後、いまの気持ちはこんな感じ。合わなかったなぁという想いと、画的に面白いからまた見返したら変わるはず!という想いが入り乱れて、なんとも言えない想い。う〜ん。。

◆5/23 IMAXで再鑑賞
やばい!2回目の方が数倍面白かった!初回は失敗作だと思った感情はどこへやら!マジで痛快爽快なおもしろさ!ワイスピはスクリーンのデカさに比例して面白くなる🌪️今日観返してよかったなぁ!涙腺にもきた
さききち

さききち