ちょちょ

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のちょちょのレビュー・感想・評価

3.0
かつて「事件は会議室で起きているんじゃない!!」
と言っていた映画(ドラマか)があったけど、
なんでぇい!会議ばっかの映画でも面白いじゃないか!と思ったのでした
特にゴジラ-1.0観た後だったから、破綻していない骨太なストーリーが凄く染みました


…が、それはあくまで映画というフィクションでの話。
実際のチャーチルは当時の人から見てもドン引く程の人種差別主義者である一面もあったりしたそうだ。偉大なガンジーを収監したみたいだし。その一方でユダヤ人には同情的でアウシュビッツ収容所を空襲しようとしたりした一面もあったり、独裁主義的でもあったようだ。割と親日だったみたいな話もある。つくづく政治家というものは、亡くなった後じゃないと評価できないし、時代や立場によって評価が分かれたりするものだなぁと思ったのでした。

以下雑記。
・リリー・ジェームズのお顔、やっぱり超好き
・史実じゃなさそうな気がするけど、レントンと妻の存在、国王の支持がチャーチルを支えたという展開が熱かった!特にダンケルクで兄を無くした恨み節をチャーチルにぶつけるでもなく、静かに抱え込んで職務にあたるレントンは尊い。特にゴジラ-1.0観た後だったから染みた。
・チャーチル、実際の写真を見ると凄くフォトジェニックな方だなぁと。実にいい顔してます。戦後退陣するも、1951年(77歳)には再び首相に。55年(81歳)で政界引退。タフ過ぎ…
・第二次大戦の相関関係が頭に入ってないと見ても辛いだけかも…
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