かぜ

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のかぜのレビュー・感想・評価

4.1
こちらもだいぶ前に録画したものを鑑賞。

映画を観る前まではチャーチルは第二次世界大戦時のイギリス首相ということしか知らなかった。優秀な首相だったんだろうなという漠然としたイメージ。

それが一転、蓋を開けてみれば口の悪い嫌われ者。
勢いを増すナチスにどう打って出るかという大事な局面で、周りに流されずに自分を信じ英国を勝利へ導いたのは本当に強い人物だなと思った。

この映画は首相の物語だから国会内部の話とかがほとんど。地図でしか見ていない戦場はほぼ描かれないが、こちらは他作の『ダンケルク』を観れば補完できる。
自分はダンケルクを先に観ていたから内容がスイスイ入っていった。

トップに立つ人物が必ずしも好かれるような人物が良いとは言えないことを証明するような作品でもあると感じた。
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