このレビューはネタバレを含みます
正義を考える。
面白かった。
目を背けそうになるような演出やリアルさでした。
東映のオープニングから、感じる昭和の雰囲気、少しねっとりした映像が完成度高いです。こだわりを感じる。
ヤクザの抗争を起こさせまいと奮起する刑事と対立した思考を持つ監察官。
根本にある目的は同じ。一般人の平和の為。
均衡を保つことがいかに難しいか。
自分の信念を曲げずに正義を貫けるか。
報告書の添削には泣いた。
キャラクターの描き方も上手く、似たようなチンピラでもちゃんと誰が誰か見落とさずに見ることができました。
白石和彌監督作品、これからもっと観てみようと思います。