たぼ

孤狼の血のたぼのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.0
いやはや、、うん、、面白かったです。

こんなバイオレンスなものを面白い、というのも可怪しい表現かもだが「映画」として完成されてるなと。

“北野武のアウトレイジに対する、東映の返答”

“東映が本気を出したバイオレンスの大傑作”

などと騒がれた本作は確かに重厚感たっぷりで見応えは十二分。
R15+指定なので、当然ながら過激でグロいシーンもいくつか。
舞台設定が昭和末期ということになってるのだが少々それっぽくない建築物もあったりで、そこは残念だったがそれ以外は文句無し。

何よりも役所さんの演技力の高さは流石のひと言。
松坂桃李もピエールさんも江口洋介さんも良かった。
それぞれの役どころが明確になっていたのが、この“孤狼の血”がひとつの作品のとして纏まった要因だと思う。
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