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孤狼の血のkiritoのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.0
【火蓋】

ある1人の男が失踪した。
この事件の裏には暴力団の組同士の抗争があるとマル暴のベテラン刑事大上は睨む。
その頃広島大を出た若手刑事はこの狂犬大上と組まされることになる。
しかし、事件は根深い問題を孕んでいた。

『仁義なき戦い』を彷彿とさせる超骨太の広島やくざの抗争映画!!!!
いま、日本はこの映画が観たかった!!!

2つの暴力団。その中で暴れ回るのはある刑事だった。

どっちかが壊れるまで戦争をするのか。
正義を貫くのか。
何が正義か。

伏線をバッチリ貼りながら、ミスリードもありと白石監督また良い作品撮ったなぁ…
この監督の中で一番好きな作品。

うな重食べながら三途の川の話をするシーンは笑うw

警察がこういう風に正と悪の均衡を守っていたのだろうし、今もきっとある程度のラインはあるにしてもそういう触れちゃいけないグレーゾーンがあるんだろうなと考えさせられる作品。

2018.12.6
2021.8.30
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