ジェマ・アータートンとサム・クラフリン主演！第二次世界大戦下のイギリス舞台に、映画制作の裏側と人間模様を描く作品。
戦争という重いテーマを扱っていて、それに付随して辛いシーンもあるけど、コメディとロマンスが絶妙に絡んだ素敵なストーリーで感動した！
「プロパガンダ映画に女性目線を」と脚本チームに採用されたカトリンが主人公である本作の製作陣も女性がメインで、作品の随所に女性ならではの感じが出ていた気がする。
戦時中、前線で闘うのは男性が多いけど、残された女性たちの活躍も忘れちゃいけない。戦争をテーマにした作品で女性の活躍を中心にした作品ってあまりないから嬉しかった。
ビル・ナイはさすが名優。どんな作品でもどんな役でも存在感がすごくて、特にコメディでのビルが魅力満点で好き！
ヘレン・マックロリーも出番少ないけどインパクト強くて、ビル・ナイとの掛け合いが楽しかった。
ジェマ・アータートンとサム・クラフリンのお芝居も素晴らしかった！
内縁の夫と別れ、せっかく結ばれたバックリーとも辛い別れをすることになって可哀想すぎるカトリンだけど、バックリーの想いも背負って前に進む姿が素敵だった。
どんなに辛くても喪失感に包まれていても、逃げずにチャンスを掴まないといけない…すごく胸に響いて、背中を押してくれる作品でした。
