赤い果実

ジャコメッティ 最後の肖像の赤い果実のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

※スコアをつけられない。
教授にお勧めされ視聴

アルベルト・ジャコメッティが一枚の肖像画を描く物語。

自身の作るモノに常に満足がいかない。描いては悶え苦しみ、描くのをやめ、また描く。それらを消してまた描き直す。それを望んでいるとすら思える生き方を短いスパンで永遠と繰り返す。

生きる為の行いを自制せず、表現においては常に自分を否定する。

彼は他から得る欲求で作品を描いておらず、彼にとって作品が出来上がる事や、ものとして売れる事は自身と関係がない。

本当に烏滸がましいが、表現の生き方が自身の方針と近いと感じた。
赤い果実

赤い果実