５パーセントの奇跡　嘘から始まる素敵な人生のののネタバレレビュー・内容・結末

眼の見えない少年が、色々な障害に悩まされながらも夢を叶えていくお話。大きさはどうあれ、叶えたい「夢」は誰だって持っていると思うんですが、それを叶えるのって容易じゃないと思うんです。それは、夢を叶える為にはいくつもの壁を乗り越えなければいけないからだと思うのですが、この主人公は這いつくばりながら、なんとかして乗り越えていくんです。自分の中の情熱とともに。それがすごく、感動しました。才能の有無とか、障害の有無とか関係ないんだなって、本当にそう感じました。この主人公が特別なんじゃない。その夢を叶えるために必要な努力を、この主人公は自分で理解し、行動したんです。そして、主人公は夢を叶えようと努力するで成長し、「仲間」の存在を見出しました。自分1人の力の限界を、仲間の力を借りて大きく広げたのです。大切なことって、そういうことなんだなって感じるお話でした。