5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生のネタバレレビュー・内容・結末

「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」に投稿されたネタバレ・内容・結末

スリランカ人長髪→短髪への変化

障害はみんなの支えで乗り越えられる
ベッドシーンが雑
親友と開店

生物の授業で使いたい
こういう映画をDVDで借りてきて再生して、冒頭に「この映画は音声ガイド付きです」って表示があると嬉しくなっちゃうんだよな。題材とターゲットに想像を巡らせてしまうというか、TSUTAYA店頭で何気なく借りただけなんだけども、

ああこれはこういう、必要な人に届けるためにちゃんと整備されてる作品なんだ、こういう作品を必要としてる人がいるんだ、誰かにとっては宝物になるかもしれない映画なんだ、どの映画にもそういう面はあるけれど、届くといいねえ、などと思いながら、音声ガイド付き吹替版か、字幕付き原語版か、どちらを再生するか迷う、そして、ああ私は選べるんだ、ということを思う。
字幕付きでなければ内容がわからない、というのもある意味ではハンデなんだよな、こういうドイツ映画を自宅にいながらにして日本語ガイド付きで見られること自体がそもそも幸運なことで、配給会社様々だよな、などと思う。

子供の頃からド近眼で漠然と失明の恐怖に怯えながら生きているので、身近とは言えないけれど、興味がある、親近感が湧く題材。
さいきん漫談家の濱田祐太郎氏のラジオを聴いたりしていて、彼の言葉でこの映画を語るとどうなるのだろうか、てなことを公式サイトを眺めながら思った。ハンデを乗り越える姿に感動、という話ではないのに、薦める際にそういう語り口になってしまいがちなの、24時間テレビの弊害だと思うし、障害を題材にした作品について、もっともっと言葉豊かに語られるべきだし、受容されるべきだよな、なんて。自分も気をつけたい。

劇場公開されてたことも知らなかったし、知ってても映画館に足を運んで見たかというと怪しい、でも見て良かった、アクセスできて良かった。配信でオススメ表示されたら見たかもしれないけれど、優先順位的に後回しになってしまったと思う。なにより音声ガイド付き吹替版が収録されたDVDの存在に触れる機会を得られたのはTSUTAYAのおかげなんだよな、こういう出会いがあるからVODに移行しきれない。少なくとも近場にある店舗が閉店するまでは通い続けると思う。

まあ、ほんとにこういう地味な良作を応援したいなら映画館で見てお金を払うべきなんだけどもな…ごめんね…

さてはて、開始五分で設定が語られるわかりやすさ、映像的魅力には乏しいかな、ちょっとドラマっぽい、チープな画面だな、と思いつつ、すぐに慣れたのはキャストが魅力的だったからかな。芸術的とはいえないが内容が詰まったヨーロッパ映画を見る機会って、実はあんまりない、普段自分がどんな評価軸の中で映画を見ているか、なんて。

ドイツ映画。実話ベース。原作者はスリランカ系ドイツ人。
障害者雇用について、移民難民、民族的多様性について。含蓄がある、このまま教材になりそうな。
私はさいきんリベラルとはなんぞや、寛容な社会とはどんなものぞ、ということを知りたくて映画を求めているフシがあるので、『はじめてのおもてなし』といい、多少力技でも整理されたわかりやすさが心地よかった。
すごいな、ドイツ映画。いま作られるべき映画だし、いま見られるべき映画という感じ、配給してくれてありがとう、日本で見られて良かった。

網膜剥離で目は見えなくなったけど、耳がよく、抜群の記憶力、不幸中の幸いすぎでは、視力を失って別の能力に覚醒、みたいな描写、ちょっとどうかと思ったけど、実話ベースということで、そうか誇張はあるんだろうけれど、才能があったんだね、良かったねと。

学校の先生の描写がフラットで良かった、かな? しかし、盲学校を拒否して「普通の学校」をサラリと卒業してしまったあたり凄すぎる、サリーの努力の様子や学校側のサポートの有無について、もう少し見たかった気もする。

そして本題、念願の五つ星ホテルへ。ドイツの企業には障害者採用義務はないの? 「あんまり障害者雇用に積極的じゃないみたいね」という素朴な台詞はホテルへの、それとも社会への皮肉? 背景を読み取れなかったのが残念。視覚障害者の職業としてマッサージ業や受付業務が推奨されるのはドイツもなのか、そのあたり、もうちょい掘り下げて見たかったかな。

面接の練習に付き合ってくれたり、優しいなって。姉かと思ったら妹なのか、彼女は学生? どういう人生を送りながら兄の介助をしてたのか垣間見せて欲しかったけど、良い子すぎるようにも思えた妹が大人っぽい見た目なの、見やすくて良かったな。妹といえば妹萌えっぽい、不必要に可愛すぎる、兄にとって都合よすぎる幼いキャラクター造形に辟易しているので、比較的フラットに見れたと思う。

面接からワクワク度がアップ。握手良かったな。シェフには礼儀正しく手を差し出して好印象、面接担当から差し出された手には気付かない、気付けない、最後まで気が利いた描写になってた。

マックスさいこうだな…親はホテル経営者、後を継ぐ気はないと反発する道楽息子、プレイボーイ、でもめっちゃ良い奴、最強のキャラクターだろ。チャラ男と一途男の出会い、友情、みんな好きだろ、こんなの…と思ってしまった、ツボを押さえたキャラクター配置。

しかし、マックスによるサポート手厚いな、優しいな、すげえな、自分も仕事あるのによく邪険にしないな、とも思った。こう感じるのは、自分はこんなスマートに介助できないだろうな、という予感、こんなにフラットに接することができるだろうか、という疑問があるからなので、省みなくちゃいけない部分なのだけれど。

マックス、自分の仕事こなしながらあれだけサリーのフォローして、普通に有能だよな、要領が良すぎる、暗記は不得意だけど並行処理能力が高いタイプなのかな。サリーとは最後まで助け合い、持ちつ持たれつなあたり、本当に良かったな。

厨房での皿洗い、カハヴァッテというファミリーネームを「カワバタ」と雑に間違えて呼ばれる、ああ移民の子なんだ、と突きつけられる、ピリリと皮肉が効いた描写だと思った。そこで、アフガニスタンからの難民で医者なのに皿洗いに甘んじているハミードと出会う、移民と難民の出会い、友情、巧い脚本だなと思った。

ラウラ可愛かったな。なんというか、ほどよかった。シングルマザーと判明してからも嫌味なく。こだわりのレストランに納品できたらなと言う農場勤めのラウラ、ユニークなルーツを持つサリーことサリヤ、レストラン経営者になれる器のマックス、早々に着地点が見えてしまった気はしたけれども。

そうそう、行きずりの、声が好みじゃない人とのセックスなんて全然楽しくないんだ、という描写、喘ぎ声など、なんともグロテスクでちょっと面白かったな。こんなに美しくないベッドシーンも珍しいのでは? モザイクかかってるんだからR15指定必要ないだろと言わんばかりの、笑うところ? しかし、映画って視覚優位な芸術だよなと改めて。

まさかまさか、と固唾を飲んでいたら、指切断寸前、ギャッと叫んでしまった、が、目が見えないと判明しても受け入れてくれる料理長、優しい。ああやって丁寧に使い方を教われば大丈夫、大事な示唆だ。

ラウラとのデート、目が見えないと告げて、目の話ばかりになるのが嫌だと言ったサリー、どんな気の利いた話をするのかと思いきや。ニョッキの食べ方が覚束ない、彼女のグラスが空いたことに気付かない、でも他の女に目移りしない、そこに好感を持つラウラ、大丈夫か?と思ったりして。でも息子のオスカーと仲良くなってくれるあたりは高得点だよな…なんて。

カクテル作り、親父の店を使って特訓に付き合ってくれるマックスいい奴…一緒に酒を飲みながら練習、いいな、粋だ。流石に無理では? と思うようなことを次々とクリアしていく、痛快。

レジのタッチパネルどうやってクリアしたんだろう? フォーカスされると思ってたのでちょっと肩透かし。表示の配置とタップする手順を覚えたのかな、すげえな。視覚障害者にとってタッチパネルが増えていく社会は困るよなあ、なんて。スマホ使いこなす人もいるらしいけど。

しかし、お父さん!まじかよ!? 障害を持つ息子の事情なんか関係なく、妻への不満から他で女つくって忽然と消えてしまう父親、唐突すぎる、でも実話と思うと生々しかった、息子の将来を省みることなく自分の人生を選んだ父…序盤で、卒業を報告したときのお父さん、一体どんな顔をしていたっけ? サラッと流されてしまったけど、けっこうキツイ出来事だなと。

忙しさに追い詰められていく描写、目まぐるしくストレスがのしかかる描写でヒヤヒヤ。しかしドラッグはダメじゃろ…せめてラウラと会う時間減らすとかさ…夢に向かって一途な男の物語を期待していたので、ほんのチョット気持ちが離れてしまった。

何度も何度もグラスを磨き直させる、あれはどういう、不当ないじめなのか? 教官が意地悪なのか、サリーがわざと磨き残しをしてると勘違いして反抗的だとキレてるのか、イマイチわからなかった。たぶん後者なんだろうな?
グラスが磨けたかどうか、音の響きを聞いて確かめる方法を編み出す、マジかよ!?超人的!!とのけぞってしまった。喰らい付くなあ…と。

公園でオスカーの子守り、結婚式の仕事を忘れていたサリー、なんたる迂闊。オスカーを見失ってしまって焦る描写、なんとも不穏で。
ラウラに目が見えないと告白、目が見えないのに子守りを引き受けるなんてと憤る母親らしいラウラ、そんな殺生な、と思わないでもないけれど、まあ正論だよなあ、知ってたらオスカーだって急に消えたりはしなかったろう。
公園では通話禁止、そうなの? ドラッグを口にしながら去っていくサリーにギョッとする母親たち、なんとも言えんかったな。

目が見えないピントのボケた画面、私も視力矯正なしだとあんな感じの視界なので、それなりに親近感があって、あの状態であれだけ動けるの凄いな、でもやっぱり見えてる人の演技では、まあ見やすさわかりやすさ優先でいいか、なんて思ってたんだけど、ラリった状態にあるサリーを魚眼レンズで見せるのは、流石にチープな演出に感じたかな、でも異様な感じは出てた。

結婚式、致命的な失敗を起こしそうな予感、やるぞやるぞ、と思ったら、案の定、グラス落とすし、ケーキ潰すし…花嫁可哀想に、訴訟モノでは? 「ええ、見えてませんよ! 気付かなかったんですか!?」完全に八つ当たりで…ダメじゃろ…

自暴自棄生活、倒れて、病院に妹とマックスが見舞いに来てくれる。妹がこんなに美人だったなんてな、保護本能が働いたんだよ、悪友っぽさ、良かったな。

マウンテンバイクで山下り、ダウンヒルっていうのか、ひええ、怖ええ、無理では、と思ったけれども、意外とできるもんなのかも、いやどうだろう? サリーがどんな世界に生きてるか正確には知らないのに屈託なく誘うマックスがすごいと思うの、そして先導してガイドしてくれる、彼のおかげで広がった世界がたくさんある、良いことだよなあ、良い友達だよなあ。

そして思い出したかのように採用試験への挑戦を直談判。少々都合良すぎるのでは…結婚式での失敗、あれは取り返しのつかないミスで、少なくとも損害賠償はサリーに請求されるのでは、ホテル側が負担したのかな、だとしたら、サリーよ、あの態度で啖呵切るのか、と思ってしまったので、ちょっとモヤッ。手加減無用でお願いします、無論だ、というやりとりは良かったけども。

「晴れて視覚障害者になったから、隠れることなくルーペを使える」と語るサリー、肩の荷が下りたようで良かったなと思った、ああして気楽に生きていけたらいいのになって。

最終試験、テーブルコーディネートだけは上手くいかなくて、でも他の部分と理念が良かったから総合的に合格って、エッなんだよ結局かよ、という気はしたけど、まあね、視覚障害があると事前にわかってたら、特性上どうしても苦手な作業からは外すとか、融通を効かせることは可能だよね、それこそ、雇用者側と労働者側で擦り合わせていくべき部分だよね、と思って、

教官が急に態度を軟化させたあたりも、そりゃな、障害があると知ってれば、サリーのもろもろの態度にも納得いくわけで、嫌う必要ないもんな、と。

なのに、結局、せっかく夢の扉は開いたのに、ホテルマンにはならへんのかーいっ! っていう。チョット話の根幹が崩れてしまったような。

試験合格をみんなが喜んでくれて、ハミードも念願の救急隊員になれて、オープンしたレストランには仲間たちも手伝いに来てくれてて、「オスカーがね、ママに好かれるためなら僕も嘘をつくって」とラウラと仲直りできて、鈴が鳴るサッカーボール、気の利いたプレゼント、「踊らない?」「足を踏むよ」「私の目が二つあるわ、大丈夫」気の利いた台詞のやりとり、ふたりで歩んでいくからこれからも大丈夫という予感、大団円のハッピーエンドに、良かったねえ、とは思ったけど、

ちょっとだけ引っかかりはしたかな。サリーが目指してたのは、あくまで完璧なホテルマン、視覚障害者の自分では、自分が理想とするホテルマンにはなれないんだ、というあたり、もうちょっと丁寧に描かれていたら、印象は変わった気がする。

そもそも、ラウラに対して障害を打ち明けられない理由、他人に目が見えないことを明かして手のひら返されたり過剰に世話焼かれて困惑したりする描写があってこそ、説得力が増すはずでは? そこをカットしちゃうの? 見やすさを優先しすぎてない? という気はした。
けど、自分の障害から逃げない勇気、主人公が自分の持つハンデ、特性を自分自身が受け入れるまで、という話になっていてよかったな。差別されて不当に馬鹿にされるような描写が少ないぶん、鑑賞のストレスが減ったのは確かだし、
こうやってお互いに協力し合いながらコミュニュケーションしていければ良いよね、こういうフォローやサポートがあれば視覚障害者も"普通"に社会に馴染めるよ、こういう感じで接してね、というお手本、啓蒙になっていて、不当な蔑みを再生産しない、させない作りで好感は持てた。

親が自分の子に障害があることを認められずに"普通"に育てることにこだわって必要な支援への道を閉ざしてしまうこともあると聞くから、そういう視点も見たかった気はした、サリーを応援していたはずなのに、急に消えたお父さん…就職して忙しくなってサリーを心配する暇がなくなったであろうお母さん、もうあとちょっとだけ掘り下げられて欲しかった気はする。

でも概ね、満足。良かった、良い作品だった。

あ、ついでに、これひょっとすると、ある種のオリエンタリズムが前提にあるのか? 弱視というハンデを驚異的な聴力と記憶力で克服した、インド仏教の敬虔な修行者の神秘的なパワー、アーユルヴェーダ、地道で素朴でストイックに努力してきた超人の話を、明るくコミカルに現実的に現代的に映像化してるのか? 主人公がもっと寡黙で内向的な男で、全体的にシリアスなトーンで撮ってあったら、既視感があったろうな、宣伝文句も違ってたかもな、なんて思ったりしたんだけど、 どうなんだろうな。

基本的にポジティブで明るい主人公だったから新鮮味があったと思う。最後の本人写真も、陽気な人柄を感じさせて良かった。
U-NEXTでレンタル。

努力家なサリーに心を打たれました。
高校生で突然弱視になり、それでも必死に勉強してそのまま普通に高校を卒業。
その後、5つ星ホテルで働くために人一倍努力し、工夫し、困難を乗り越えて行く。
視力を95%失っても、夢を諦めないサリーの強さに勇気をもらいました。
また、サリーの周りの人々が優しい人ばかりでとても温かい気持ちになりました。
妹に、マックス、ハミード、クローン料理長、、、サリーの周りの人はみんな温かい人ばかりでした。
特にマックス!!!
サリーの隣にはいつもマックスがいて、お互いの足りないところをカバーし合える最高のコンビでした。大好き!!
一番好きなシーンは、ラウラとの初デートで、美女3人組が入店してきたときもひたすらサリーが喋り続けていたシーン。
もちろん、サリーには見えていないだけなのだけれど、すごくキュンとしました。
You can watch with ease as kind of a successful story.
I like it. But it depends....
あらゆる努力を駆使してハンディキャップを隠していく手法は見事だしその方法を主人公が見つけて行くのが楽しい
欲を言えば主人公には外道は行って欲しくなかったし、お母さんは家庭の事情は修了試験まで伏せて欲しかったし、ラウラの心が戻ってくるのが唐突すぎたし
何より父親が最低。
さらっと描写されたけど、え?ど畜生じゃないですか。
あの最初らへんの描写は…最後頑張ったねって言ってくれるポジションじゃないんかーーい。
しかしそれを埋めて有り余るほど親友と妹が良い子すぎ。
目の障害が分かってからもサリーがずっと前向きで一生懸命で、その姿に何度も胸が熱くなった

さらに彼を取り巻く人たち、マックスや厨房の料理長などのホテルで働く人たちが本当にみんな暖かくて何度も感動して泣いた
障害を理由に夢を諦めたりしない
サリーのホテルで働くことへの強い想いが、周りの人に伝わってたんだろうなあ

あととにかくサリーとマックスの友情がめちゃくちゃ素敵だった!
マックスのサリーをいつも気にかけてるところ本当にぐっときた さりげなくサリーのミスをカバーするところとか本当にカッコよかった
一緒にカクテル作りを練習するシーンとかは楽しそうすぎて混ざりたかった

1人では難しいことも周りの人たちに助けられて乗り越えられたり、感謝の気持ちを思い出させてもらった。実話が元になってできた映画だってところも本当に素晴らしい。

見終わったあと爽やかな気持ちになってやる気が湧く名作でした!!
何度でも観たい!!!!!
5パーセントの視力で周りと同じようにできるよう努力することが、どれほど大変なのか。想像もできない。

周りが協力してくれたのは、彼が優しく良い人柄だったからじゃないだろうか。
早く行きたいならひとりで行け、遠くへ行きたいならみんなと行け
「別人だな」
本当にねww

ありきたりだろ。
と期待していなかったが、
バカヤロー!!
後半泣きっぱなしだわ。
こういう
人間って
悪い奴ばかりじゃないんだ。
人間って
捨てたもんじゃないんだ。
って映画、
久々観ました。
心が歪んだ私は
どうせ皆裏切るんだろ。
とか思っていて
ごめんなさい。
悪い奴は
父親だけでしたw
やっぱり
実話に基づくお話しは
好きです。
友達を助けたり助けられたり素敵な関係だなと思った
自分に厳しかった人も努力をすれば最後には実力を認めてもらえるもんなのかもね
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