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ワン・デイ 悲しみが消えるまでのmukoryoのレビュー・感想・評価

3.6
原題は『ある日』。ロマンチックな恋愛映画の邦題に見えますが、そんなイメージ先行のネーミングではなくマジで「悲しみ」を描いた作品です。クライマックスではもうやるせないほどの怒涛の悲しみです。韓国の病院はプロの付添人が居たり、家族は付き添って寝泊まりできるように簡易の台がある。あの台って「常設」なんだと今回わかりました。
キム・ナムギルの崩したスーツの着方がかっこいいのと、「悲しみ」や「仕事のストレス」による表情のやさぐれ方のバランス・程度が絶妙で、日本人でこれをやれる人いるかな、と考えながら観ていました。
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