tomorrowkey

ワン・デイ 悲しみが消えるまでのtomorrowkeyのレビュー・感想・評価

5.0
映画の終盤、息が出来なくて、はぁはぁ言いながら見ました…

劇場で見なくて良かったです💧
苦しさで、声出して泣いたと思います。

最初は、当然何もない状態で、それぞれの人物を見ていたのですが、場面を重ねるにつれて、一気に、魅力というか、それぞれの人物の重さや、深みを知ってしまって、そこからはのめり込んでいって、気付いたら好きになっていました。

本当に、演技も良く、表面と内面の差がはっきりしていて、人間身が感じられました。
そこに、ファンタジー要素が組み込まれて、本当にいるような感覚になり、より人物達が好きになっていきます。

映像も、回想シーンや、映し方が良くて、心に来る場面で畳み掛けるように来るので、心が揺さぶれます。

そうして、終盤の追い込み…
もう、息ができません💧

ただ、1つだけ忘れてはいけない事は、とある行動を、称賛する映画ではないという事です。
この映画には、ファンタジー要素があり、ちゃんと心を通わせて、聞き入れて、その上で、「忘れない」という事を伝えています。
また、自分を責めるのではなく、忘れずに覚えている事…これ以上言うとネタバレになってしまうので言いませんが、そう言う事だと思います。

大好きな作品…というか、個人的に、大切な作品になりました。
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