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勝手にふるえてろのyarnのネタバレレビュー・内容・結末

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞。
ツタヤでレンタル開始の欄に並んでた
松岡茉優の顔に惹かれて、
内容知らずにレンタル。

ものすごく大好きな作品になった。
何回も見返してる。

経理の仕事をしながら
中学の同級生イチのことを思うヨシカ。
近所の人とも会話しながら暮らす。
火事を起こしたことをきっかけに
いつ死んでもおかしくない!と思い
イチに会うため、
元クラスメイトになりすましをして、
地元で同窓会を開催する。
イチもヨシカと同じく上京しており
上京組で鍋パを開催することに。
そこでイチと会話をし
趣味も合うことが分かった。
ヨシカは自分名前が呼ばれないことを
疑問に思い質問してみると
イチはヨシカの名前を覚えていなかった。
そこからヨシカの世界の見え方が変わる。
近所の人と仲良く話してたのは
自分の中の妄想で、本当は名前も知らない
言葉も交わしたこともない人たちだった。
ミュージカルのシーンで泣いた。

ヨシカの生きづらさは
自分も持っていたから。
自分の世界にどっぷりハマって
アンモナイトみたいにねじくれて
でもそれがヨシカの生き方で
楽しくて幸せだったんだろうな。
イチを起点に構成されたヨシカの
思考だったのに崩れ落ちてしまった。
そんな感覚がして辛かった。
役の年齢と同世代だったから
余計にダブって入り込んでしまった。

二とは、二から仲良くしてくれて
ヨシカの行きたいところに付き合って
ちょっと思いやりがなかったりもするけど
思われる幸せにも気づいていったのかな。
卓球のシーンがいまいち
腑に落ちず何回か見返している。

原作読むと二の家に行って
ご飯作ってあげたりしてたけど
そこはピクニックになったのかな?

最初から最後まで突き抜けるような
感覚で見られた映画。
今のところ一番好きな映画の一つ。

レナムラサキダニの発音、
はーか!の言い方、
産休の紙を用意してるテンション、
タモリ倶楽部が好きなところが
特に好きだったな。

それもきっかけになって
タモリ倶楽部見るようになった。
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