猫

月と雷の猫のレビュー・感想・評価

月と雷(2017年製作の映画)
3.0
描かれている、一つひとつのエピソードはそれぞれ面白い。
例えば、タンスの利用法。
例えば、苦手なサイダーを飲んじゃうところ。
カラオケを聞いて店外に出て、涙ぐんでいるおじいちゃん。

でも、映画としては、まとまりがなくバラバラ感を感じた。
原作を読んでみたいと思った。

ラストは好きです。
あーあ、ヤッパリ(あの母にして…という風に私は解釈・笑)
淋しさ(空洞感)を身体を合わせることで散らそうとする手法は、凄くよくわかります。
草刈さんのヨレぶりもいいね。

あと、全く関係ない事ですが
自宅でタンスが燃やせるほどの
田舎が ちょこっとうらやましかった。 

主人公は
勝手な人たちの出入りを経て
前より
強くなっただろうな。

 2017.10.15 伏見ミリオン座にて鑑賞
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