恐るべしスピルバーグ!
一流のスタッフと一流の役者が揃ったら一流の作品が出来るのは当たり前とは言え、やっぱりこの人たちは一流オブ一流なのだと改めて思い知らされた。
ベトナム戦争もニクソン政権も知識で知っては居ても、やはり日本人には馴染み深いとは言い難く、この題材を普通に描かれてしまったら、どうしても小難しい作品だったろう。ところがこの作品の監督はスティーヴン・スピルバーグなのでした。
冒頭こそお話に入り込めない感があったものの、いつの間にかストーリーにグイグイ引き込まれて、ラストまで夢中で観ました。
メリル・ストリープやトム・ハンクスがアカデミー賞常連なのは、ちゃんと理由があるんですね。演技が凄くて当たり前の人たちだけど、大御所の地位をキープするには、やはりあの人たちですら日々進歩しているのです!だからオスカー常連なんですね!
オチもイカしてましたね。予想を超えて良い作品でした!