ものぐそ太郎

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのものぐそ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

16年の歴史を締めくくる今作🏄‍♂️
情報量の多さがちょうど良く、メカもアクションも素晴らしい(大河原さんデザイン最高!)。そこらの凡庸なアニメじゃできない。

また、大人になったエウレカが見れたのも良かった。いつまでも、守られるだけの少女じゃないよね。色々ともがきながら生きている姿に、心動かされた。


ただ、オマージュのつもりだろうけど、既視感を覚えるシーンが多くてちょっと気になったかな……

前作から『ラーゼフォン』っぽさを感じていた。京田さんは『〜多元変奏曲』の監督を務められていたし、結局そういうお話が好きなんだろう。
ゼフォンは良しとしても、『シン・ゴジラ』や『逆襲のシャア』っぽさまでも取り込むと、やりすぎ。鼻についたのが正直なところ💧

それと、沢山の過去作キャラを出してくれたのはありがたいが、尺の都合はあるにしても中途半端かな💧ホランドがああなる必要性はなかった気がする…


まあでも、終わりよければ全てよし…かな?😀
ラストはこうなると予想できたけど、この2人は特別だよね。レントンの言葉と、ピュアな少女エウレカに感動した。
(やっぱりラーゼフォン要素…笑)

初代のTVシリーズが1番なのは変わらない。あれを超える作品ではなかったが…もう1つの物語として、何だかんだハイエボシリーズも楽しめたな。
初代が好きだったけど、食わず嫌いで見てなかった人も…先入観捨てて、1度は見てみましょう✋


※観賞後、パンフレットや来場者特典のラジオも楽しみました!これから見る人は、ドミニクを是非探してみて欲しい…笑