ジョン

アネットのジョンのレビュー・感想・評価

アネット(2021年製作の映画)
4.2
さっすがカンヌ映画祭の受賞作!めちゃくちゃ凄いけど全然分からん!という感じ。今は感動と戸惑いに同時に襲われている状態。
全然詳しくないけど、いわゆるロックオペラ。映画の構成、イントロダクションがあり、起承転結があり、キャスト紹介(エンドロール)があるという、まさに舞台を観ているような感覚。そして同時におとぎ話を観ているような感覚にも陥った。単にアネットが人形だったからということかもしれないけど、やはり現実と虚構が曖昧になるような演出によると思う。

思い返すと印象的なシーンが本当に多かった。冒頭の街中を闊歩するのとか、撃たれるヘンリーとか、大荒れの海とか、宙に浮くアネット等々。斜めった映像もなんかカッコいいよなあ!
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