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ハートストーンのTOTのレビュー・感想・評価

ハートストーン(2016年製作の映画)
3.4
北欧映画のずっしりした重さ。
性に目覚める時期の衝動と残酷さ。
羊は野犬に襲われ、カサゴは醜いと足蹴にされる。
誰にも明かすことができない苦しみを、部屋に篭って、または水に潜らなければ、叫ぶこともできない小さな街。
クリスティアンがあまりにかわいそうで、そんな街から早く逃げて!と思いながら観ていた。
苦しみと生活をそのまま映す描写が単調でちょっと長く感じたのと、監督に何か意図があるにしても、もう少し希望の色が欲しかった。
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