来夢

夜の浜辺でひとりの来夢のレビュー・感想・評価

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)
4.0
『夜の浜辺でひとり』
ホン・サンス監督4作品連続上映の1つ。
不倫してスキャンダルになった女優が、ドイツと韓国で色んな人と色んな話をする。ただそれだけの映画。なんだけれど、話の内容がなかなか深くて面白い。迷いや悩み、信念や誇り。自分を構成するそれぞれの要素が染み出るよう。いつまでものんびりずっと観ていたいね。キム・ミニは凄く美人ってわけじゃないけれど、作品の中での愛くるしさのようなものが凄い。
ちょっとだけ岩井俊二の四月物語のような雰囲気も。(キム・ミニの眉毛から松たか子を連想しただけかも?)
実は初めてのホン・サンス監督の映画でしたが結構はまりそうです。
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