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縄姉妹 奇妙な果実のyaaaのレビュー・感想・評価

縄姉妹 奇妙な果実(1984年製作の映画)
4.0
職場と自宅で疎まれて、街角の公園が唯一の居場所のサラリーマンが近所の屋敷に迷い込む。そこには姉妹がいたが…。
日活ロマンポルノなんだが、少しでも視点ずれるともう立派なホラー映画。ゴアシーンの代わりにエロシーンみたいな。血しぶきの代わりに違うもの飛んでます。
石井隆脚本なので「村木」が出てくるが男と女のすれ違いみたいなのは無くて、話の整合性を取るよりも見せ物小屋的非日常にぶちこまれるに重点置いてる。ホラー映画だったら酷い目に合うのだが、本作はムフフな目に合う。
兎に角、屋敷に舞い込むきっかけとなる、「庭にお姉さんが…」のワンカットの画力の強力さが目に焼き付く。恐怖と笑いは紙一重を痛感する。
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