さき

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のさきのレビュー・感想・評価

3.8
世の中はハリーポッターを観ている前提で回っているので、いよいよ未履修は生きづらい……と、リバイバル上映の機会に全作映画館で鑑賞!
(魔法系ファンタジーに全く唆られない子どもだったため、当時は秘密の部屋までしか観ていなかった)

さすがの名作。
ストーリーも良ければ、この大作を映画にしようとした全スタッフと、長期に渡り演じ続けた俳優の心意気に感動した。
特に後半からの話がシリアス&真相が見えてくるためおもしろく、「不死鳥の騎士団」「死の秘宝part1」が特にお気に入り。
おおよその展開はネタバレを踏んで知っていたものの、2023年にドビーに涙を流してるの、私しかおらん……
この作品の1番のキモであろうスネイプ先生のくだりは有名すぎるため、平常心で見ていたけど、
ラストで「スリザリンだったらどうしよう」と不安がるハリーの息子に「あなたの名前はホグワーツの偉大なふたりの校長先生から名付けた」と話すところでボロボロ泣いてしまった。

ひとつ感じたことは、
ハリーとドラコの関係性と各々の葛藤をもう少し見たかったということ。
敵対ポジションでありながらハリー達と青春時代を過ごしてしまったドラコ。
日本の作品(映画や漫画など)ならここをもっと掘り下げるだろうなと思った。
しかしそれをせずにスピード感のあるド派手アクションを見せつけてくるところ、the洋画!!わくわくします!!
さき

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