「ハリーポッターシリーズとしての感想」
実はちゃんと全ての作品を通しで見ていなかったので、年末年始かけて一気見をした。やはり、非常に面白い作品であることに間違いない。主人公たちとほぼ同じ時系列で生きることができたのは、幸せなことのように思う。
やはりどの登場人物も魅力的なのだが、やはりハリー、スネイプ、ダンブルドアが僕は好きだ。彼らの関係性も好きであるし、一人一人のキャラクターにも共感できるところが随所にある。私はダンブルドアのような大人になりたい。
この作品は、「愛」というものが非常に強くストーリ全体に影響を与えていつつ、そこに作品として時間や主軸を置き過ぎていないのも良いと思う。また、その愛にも正悪様々なものもあり、それが必ずしもストレートに表現されない部分もあるのがまた奥ゆかしい。スネイプの愛はどこまでも深くなおかつ屈曲し表現がされており、非常に理解しにくい。だからこそ好きだ。
人物像を映画のみで描き切るのは非常に難しいだろう。もう一度、本を読み返すことが人生の時間のどこかでできれば幸せだと思う。
