りょうた

顔のない眼のりょうたのレビュー・感想・評価

顔のない眼(1959年製作の映画)
3.9
交通事故により顔に大きな傷を負ったクリスチアヌ。外科医の父は娘の顔を治そうと若い女性を誘拐して顔を剥ぎ移植手術を行うが、移植した皮膚が腐敗し失敗。父は助手を使い新たなターゲットを探す。
古い映画だけど顔を剥ぐシーンはなかなかグロい。基本突っ伏しているかマスク姿のクリスチアヌが手術後に見せる素顔はなんとも儚げで美しいお顔立ち。絶望しながらも彼女がまともな倫理観を持っていたことが救い。妙に明るい音楽はどうかと思うけど…ラストシーンがすごくいい。悲しく美しい映画。
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