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顔のない眼の堊のレビュー・感想・評価

顔のない眼(1959年製作の映画)
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顔が剥かれているのにもかかわらず、役者が役者然として表情が醸し出されている。極限までセリフを削ぎ落として『めまい』的な観客の視線を取り込んでいる演出。手術シーンよりラストの喉にナイフを突き刺して刺されたまま言葉を発するのが圧巻。
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