このレビューはネタバレを含みます
ハンガリー語原題「Testrol és lélekrol」
加工工場なのでリアルに牛が屠殺されるシーンがあります。頭部への打撃で意識喪失させ頭部を切断します。勿論、断面が見えますし血が飛び出し滴ります。かなりショッキングな映像で、ここで断念したくなる映画です。
アメリカ資本の映画に飽きてしまった私には、訳の分からないヨーロッパ系の映画が新鮮でして...
ブダペスト郊外の食肉加工工場が舞台で「体の不自由な男」と「心が不自由な女(自閉症)」が毎晩同じ夢の中で「鹿」となって交流してることがわかり....現実の世界での二人の関係が変わり始める。
というような訳の分からないハンガリー語と哲学的な内容で、現実と幻想(夢の中)が交錯し、これがまた拍車をかける感じの展開で....でも怖いもの見たさで、奇妙なところが逆に惹かれ始めました笑
賛否あるでしょうが、観る価値はあると思います。
主役の男性がどストライクでした笑
昔、近所のおばちゃんが「女性会」の社会見学で食肉センターに行ったのですが、この映画のようなグロい加工は見てないですが、床一面の「血の海」は見たらしく、とても不快な場所だったと言ってました。でも一番怖いのは、打ち上げで「しゃぶしゃぶ」を全員が平らげたこと...女は強し!