心を病む女性と体に障がい(片腕の麻痺)のある男性。同じ食肉処理場に勤める二人 なのですが、同じ日に同じ夢を見るのが続くって摩訶不思議な話‥‥‥
静かに淡々とストーリーは進んで行きます。じっくりと とても興味深く鑑賞出来ました。
互いに好きな気持ちなのに 何故か上手くいかず すれ違う二人。
諦めの気持ちを胸に抱きつつ 最後に‥‥
あとちょっと 時間がずれていたら‥‥
紙一重の奇跡が起きたのでしょうか‥‥
けっして諦めてはいけないと言う強いメッセージが込められたラブストーリー。
そのように 私はこの映画を受け止めました。
女性の方が 現状打破、局面打開に積極的でした。しかし 最後の一押しは男性。
夢の謎の部分は 謎のままで良いと思います。
それにしても、同じ夢に出てきていたあの鹿たち、鹿は “神の使い”ともいいますが、どのような意味付けがあったのでしょうか?考えてみたいと思います。