ロク

ポリス・ストーリー/REBORNのロクのネタバレレビュー・内容・結末

ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキー扮する国際捜査官は白血病で危篤状態にある幼い娘を残し、自分の任務ではない証人警護作戦に駆り出された結果、人工遺伝子に絡む陰謀に巻き込まれ瀕死の重傷を負ってしまう。それから十数年後、正体を隠してオーストラリアのシドニーで静かに暮らしていたジャッキーだったが、事件を元にした小説「ブリーディング・スティール(これが原題)」が出版されたことをきっかけに、彼の前に黒ずくめの犯罪組織や謎のハッカーなど事件に係わっていた者達が現れ、事件の秘密を握る少女を巡って戦いが巻き起こる!ってのがだいたいのあらすじだけどSF、アクション、コメディ、青春映画などを強引にぶち込んだ荒唐無稽過ぎるストーリーで最後まで何を見てるのか全然判らなかったですね。だいたいポリス・ストーリーシリーズとは全然関係無いのに無理矢理シリーズ感を出そうしていた予告が悪いですよ。ジャッキーを襲う武器商人達はストーム・トルーパーみたいなコスチューム着ているしダーク・シディアスみたいな変なバイオ戦士やミレニアム・ファルコン号みたいな宇宙船が出てくるしでディズニーから怒られるんじゃないかと心配なるくらいスター・ウォーズ丸パクリでビックリしましたよ。元来ジャッキー映画はジャッキーの超絶アクションがメインでストーリーは二の次という感じで今までも荒唐無稽な話が多かったけれど今回は突き抜けてメチャクチャでしたが、ジャッキー流アクションは健在で髪の毛に白いものが目立ち始めてはいますが敵に華麗な跳び蹴りをかましたり危険極まりないカーアクションに挑戦したりと還暦間近とは思えない動きでアクションをこなしていたのは流石としか言いようがないですね。正直、映画としてはダメダメだけどジャッキーのアクションに免じてこの点数としました。
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