なちゅん

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのなちゅんのレビュー・感想・評価

4.5
映画を見ながら泣き、見終えてからこの感想を書くために思い返しながら泣き。
ブルー・ジャスミンを見た時から、個性的で存在感があって、笑顔がとびきり可愛いサリー・ホーキンスの演技が大好きで、だから今作もすごく愛おしくて愛おしくて。モード・ルイスは彼女にしか演じられなかったんじゃないかと思う。イーサン・ホークも然り。あの不器用だけど深い愛情の持ち主であるエベレットの人としての味わい深さはイーサン・ホークだからこそ出せたのだろうと思う。

モードとエベレットの愛は静かで穏やかだけれど、互いへの思いやりと信頼に裏付けられた深い深い、確かな愛だった。
エンディングに流れる実際の2人の映像があまりにも幸せそうで、かわいらしくて、美しくて、また泣いてしまった。
私もこんなパートナーに出会えたらいいのに。モードのように純粋で芯のある人にならないとな。
なちゅん

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