湯っ子

シャチの見える灯台の湯っ子のネタバレレビュー・内容・結末

シャチの見える灯台(2016年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃からシャチ大好きな長男が、寮から帰ってきたので一緒に。
最初に主人公がハーモニカを吹いてシャチを呼んだところから、「フリー・ウィリー」じゃん!と思ったのだけど、やっぱり最後まで「フリー・ウィリー」のような話だった。実話ベースとのことだけど、どこまでが実話なのかな?
シャチと主人公の男性の友情は感動的ではあるが、私の考えでは野生動物と関わる際には畏怖の念、恐怖心は持っておかなければいけないんじゃないかと思う。そういう視点が本作にはいっさいなかったのが残念だった。
あのお母さんにもかなり疑問。自閉症の息子に対する扱いが雑すぎない?こないだひと晩行方不明だった息子から目を離してラブシーンやってる場合なの…??
と、いうわけで、感動はできなかったけど、こんな風に長男を相手にいちいちツッコミ入れながら観るという楽しみ方をしました。荒野と断崖絶壁、そして海という大自然の風景はとても美しかった。そして、主人公のお話の中に、長男がチビの頃にドキュメンタリーでよく観ていたメルというシャチの話が出てきたところはアガりました。
湯っ子

湯っ子