2番目のパートナーとして公私共にゴダールを支えたアンヌ・ヴィアゼムスキー
1960年代パリを舞台に、彼女の目線からゴダールの中期のキャリアを描いていく
アンヌが執筆した自伝的小説が原作
ゴダール作品を2本くらいしか見たことがない状態で足を運んでしまったのですが、普通に楽しむことができました
時は五月革命が目前に迫った1960年代、学生運動も盛り上がりを見せ始めた頃
ゴダールは大衆向けの商業映画と決別し、政治的メッセージを込めた作品の制作を始める
ゴダールのキャリアにおける一つの大きな転換期を知るだけでなく、フランスを中心に当時の情勢を知るという上でもなかなか勉強になるかと思います
女性の目線から、著名な映画監督としてだけではなく1人の人間としての姿も描かれていて、意外と共感できる部分が見つかったり
これを機にゴダール作品をもっと見てみようと思います