ゆき

26年のゆきのレビュー・感想・評価

26年(2012年製作の映画)
3.6
運命共同体

不遇な繋がりで同じ目的を持った若者たち。
ある惨劇の「被害者遺族」であるゆえに、大切な人の命が目の前で終わりを迎え残されたものも壊れていく様子を目の当たりにしている。
悲劇はアニメーションで描かれている。原作のままなのかな?
悪びれることのない元大統領を信じていた方が幸せにも思える悲惨さ。
復讐だけに心を満たされて生きるってどんなに辛いんだろう。
想像しきれない人生の狂い方と人々の悲しい目が印象的。
クラウドファンディングにてようやく公開までこぎつけたとのこと。物語同様、人の思いが詰まった一作でした。

×××
とある警備会社の社長と秘書に集められた三人の若者。一つの事件を機に人生を狂わされた者たちは、元凶である男の暗殺を目論み歩みだす。
ゆき

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