Lila

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のLilaのレビュー・感想・評価

3.8
Netflix徘徊中の出会い。なかなか異色のキャスティングなので目に留まりました。アダム・サンドラーとベン・スティラーの共演は、2人の全盛期を知っている身としてはご馳走感あり、そこを締めるのがエマ・トンプソンとダスティン・ホフマンとなると、豚カツカレーみたいな濃さです。

芸術家の父親を持つ一家の葛藤話。ダスティンの面倒な親父っぷりは板についていて、抑揚のないサイコパス的な話し方が余計イライラさせますw 凸凹で息子たちが良くなると思いきや、全員離婚危機でお医者さんに食ってかかり、兄弟の会話は父親との会話の模倣のようで、お父さんの遺伝子をしっかり引き継いじゃってるオチです。ここが最大のユーモアですね。

シーンがぶつ切りで繋がっていくのがテンポ良くてかわいい。会話運びもスムーズで気持ちいい。笑いどころのシーンは割とツボでした(娘の謎の映像プロジェクト以外w)好みが分かれちゃいそうな作品ではあります。

Maybe I need to believe my dad was a genius because I don’t want his life to be worthless, and if he isn’t a great artist, that means he was just a prick.
このセリフ最高でしたww ぎゃは!って笑ってしまいました。

レビュー数見る限り、知られてない作品っぽいですね。監督はグレタ・ガーウィグのパートナーか!!映画の作り方の雰囲気がグレタに似てるので納得です。

しかしタイトルが覚えられない…語呂が悪過ぎる気がしてならない。
Lila

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