今更ながらの鑑賞鑑賞でしたが、とても面白かったです。でも大画面で観てみたかったかも。
全体的に薄暗いトーンで話は進むのですが、絶妙な作りもの感と言うか、リアル過ぎないおとぎ話のような世界観がとても好みでした。
またストーリーも一瞬も飽きることなく最後まで楽しみました。想像していたよりもしっかりとしたラブストーリーが軸となっており、全体的にロマンチックです。
イライザを話せない障害者、社会的弱者として扱わずに生活する友人達が素敵でした。また彼女自身が行動力もあり逞しい点も観ていて気持ちが良かったです。
「パンズ・ラビリンス」を観た時にも思いましたが、この監督が描くクリーチャーは触ったことがないのに触感を想像できるというか、「そこにいる」という存在感が凄いと思います。