時は19世紀、地質学者のリットン教授は地球の内側にもう一つの世界があることを証明するために仲間を連れて冒険に出ることにした。
果たしてリットンたちは地底奥深くのもう一つの世界にたどり着けるのであろうか・・・・。

トリート・ウィリアムズ主演の地底奥深くのもう一つの世界に探検に出かけた主人公たちを描いたB級アクションアドベンチャー大作‼︎
おそらくテレビ用映画だと思うが地底世界のセットなどにはそれなりに予算がかかっている感じでしっかりと世界観に没入できたのはよかった。
またプテラノドンやサソリ、恐竜人などCGや特撮はやや粗いがたくさんのクリーチャーたちが出てきたのはモンスター映画好きには嬉しいものがあった。
ただ正直少し余計かなと感じるドロドロなラブストーリーやモンスターたちの襲撃シーンが全体的に短め、ややご都合主義な展開など残念ながら微妙な点も多かった。
しかし全体的には家族で安心して楽しめるアドベンチャー映画であった。

【地底に降り始めるまで40分】は流石に死ぬかと思ったが、降り始めてからすぐはめちゃくちゃ面白い。地底の世界がすごく綺麗で地底生物の存在もとてもワクワクする。

また見始めて1時間くらいでこの映画が【188分】ある事を知り絶望しかけたが『この面白い世界が長い間堪能出来るならば。』と前向きに思える程度には面白かった。それに前後編で分かれていたのも精神的には余裕が出来てよかった。

MARVELファンなら映画の始まり方というか初めのシーンが『アントマン』と同じだと思うこと間違いなし。あとこのシーンの映像とは全くミスマッチなヘッポコ感あるBGMには笑わされた。

キャラクターも絶妙に【既視感満載】で逆に好感が持てて良かった。

地底人の世界で出会った美しい女性がちゃんと美しかった。ただ主人公の助手のジョナスの、待っててくれてる婚約者の扱いが可哀想だった。でもジョナスの顔面はイケメン。

主人公と共に冒険するヒロインが海で謎の生物に足をチクリと刺され、主人公が毒抜きと銘打って【足をチューチュー】するシーンや、地底の女王が謎の不敵な爆笑をするシーンなど【無駄でいならないシーン】が多数存在し【ダレる】がなかなか面白かった。

ディズニーチャンネルでやっててほしかった。
男にはこういうアドベンチャー精神とチープな映像が必要