前編の興奮さめやらず、翌日に夜更かしして鑑賞＼(^o^)／基本、ボクシングは大好き。あしたのジョーも大好き。お互いを殴りあい、命を削りながら夢やロマンに満ちあふれて闘いを続ける。あのジャングルにどす黒い野望が脈々と渦巻いている。
ノーガードでトリッキーな天性のスタイルの新次。堅実で正統派スタイルの健二。全く正反対のこの二人の主人公の心の底にある｢繋がりたい｣という気持ち。
健二のその表情や佇まいは、複雑な感情が揶揄され、友情を越えて新次を愛していたのかも知れないと思いを巡らせる。もちろん、持論だが…美しく、儚く、脆すぎて、刹那的。
｢僕はあなたを憎めなかった｣
因縁の相手を拳覇しても新次の心は離れていった健二でいっぱいだった。
そして、運命のゴング。二人の魂の叫びが鳴り響く。ナイフで切り刻まれるように。究極の愛の形。命を削り、痛みを介し、多幸感までもが感じられた荒野。
そんな男達の周りの女達は、静かそこからに去っていく。心揺さぶらるのを隠すように。愛に押し潰される前に。ずっと魂で繋がりたいと願うから。哀しくてどうしようもないけど、心を掴んで離さなかった女優達。
この映画のキャストは全て素晴らしかった。菅田くん、イクチュんさんを始め、誰一人欠けてもダメなくらい。個人的には飄々としたユースケが好き。高橋和也のキモさは、元アイドルらしからぬ潔さ。｢そこのみにて光耀く｣でみせたゲスっぷりは吐き気をもようしたぐらい凄みがあったし。おっぱいの綺麗な3人の女優も眼福🎵観たあとにその世界が実在するような感覚に数日浸りましたわ(#^.^#)
ラストカットは思わず息を止めた。あの眼光。脳裏に焼き付いて離れないよ( ゜o゜)
大満足(#^.^#)
