おん

アナと雪の女王2のおんのレビュー・感想・評価

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)
3.7
アナと雪の女王2

早速見てきました。
1では、自身の能力により妹アナの命の危険とアレンデールの国に危険をもたらしたが、愛の力によって両方を救ったエルサ。
2ではなぜ彼女に雪を操る能力を与えられたか?両親の死の真相は?という謎に迫る。

今回は吹き替えで鑑賞、できれば字幕でももう一回見てみたいですね。

・感想
正直なところ1には劣るかなと。
ただ劣化したところばかりではないと思うので色々書きます。

@ミュージカルナンバー
これは1かな。やっぱり「For the first time forever」のインパクトが強い。
ただ2の中でも、表題曲かつエンディング曲の「Into the Unknown」や、1の内容やメロディ(特に生まれて初めて)を踏襲しつついい歌詞に仕上がっている「Some things never change」。
クリストフが完全にネタキャラと化し、途中にはボヘミアンラプソディのパロディまである「Lost in the woods」は好きでしたね。
何回か見ているともっと好きな曲も出てきそうなので、次は是非より聞き込んだうえで見てみたい。

@映像
これは文句なしに2!
前回の氷の城のシーンの美しさにはすごく感動したのを覚えていたのですが、それを上回るCG技術でした。
特に今回パワーアップを感じたのが水の表現。
波、水しぶきのCG表現がリアルすぎてちょっと引くくらい。
まぁあのライオンキングを全CGで作っちゃうディズニーなのでこれくらいは余裕なんですかね。

@ストーリー
残念ながら2はこれが致命的。
1では兄弟愛を取り戻すという明確な目的と背景があったのですが、2はどっちかというとそれがぼんやりしている感じ。
力の源を探しに行くというストーリーも後からとってつけられたように感じられ、またアナとクリストフの結末の感じもただイベントごとをこなしていくようなストーリープロットに感じられてしまったのが本当に残念でした。
この映画が作られた目的がトイストーリー4でも感じたのですが、ディズニーの金儲けのように感じられてそれが残念だなと。
個人的にはエルサに幸せになってもらいたいんだよなあ。。

いろいろ言いましたが、まぁ楽しめる作品だし、幅広い年齢層をカバーできるしで年末の映画館を賑わせることは間違いないんじゃないでしょうか?

オラフの寸劇がめちゃくちゃ面白いのでそこは要チェックで。
おん

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