このレビューはネタバレを含みます
あまり期待せず観賞
時間的にIMAX回が都合が良かったのでIMAXで観たら…大正解
あのリアルな水や髪の毛や氷などなどがとても美しくて、画の綺麗さがさらに映画の迫力を増してくれた。
長女の身としては、1は長女の苦労に感情移入し過ぎたあまり涙し、最後妹のアナに全部持っていかれ、エルサももっと幸せにしてやってくれよ…と思ってしまったが、今作もやっぱり最後アナが結婚して女王になって国を救って、全部持っていった感は否めなかったんだけども、1とは違い逆にエルサは第五の聖霊として、同じ聖霊たちと森で暮らす方が幸せかもと思ってしまった。頑張り屋さんですぐ全部背負い込むから…(長女だからわかるよー)
今作は益々女性のエンパワーメントを描いてくれていて、ディズニーの白馬に乗った王子様が助けに来てくれる、待ちの姿勢の女性像からの脱却を感じた。
アナがピンチの時、クリストフがアナに駆けつけて抱き上げた時のたった一言のセリフがすごく素敵だった
「もう大丈夫だよ、僕に任せろ」
とかありがちなヒーローセリフじゃなく
「どうしたらいい?」
とたった一言アナに聞く、あの一言は鳥肌だった。
男性だから女性を守らなきゃいけない、リードしないといけない、ではなく、愛する女性を信頼し共にピンチを切り抜けていく対等な関係。
クリストフいい旦那になるよ…。
個人的にアナとエルサの服や髪型のスタイルも最高に素敵だったし、オラフは相変わらず最高に愛しかったし、新キャラの火の精霊のトカゲみたいなやつも可愛かった!
大人が楽しめるアナ雪でした!