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ライオン・キングのasukaのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
5.0
タイトルロゴの時点で視界はもうぼやけてた。
あんなかっこいいタイトルロゴの出し方!
ずるい!ああ、ずるい!
最高か。

完全に脳内はミュージカル版ばかりになっているのでベースがアニメ版と多少異なる私。
序盤からハンカチべちょべちょにしてた。
すごく好き。めちゃくちゃ好き。


あまりにも勇敢で、強くて、リーダーシップの取れる偉大な存在のムファサ。
父の大きな背中を見て育ったシンバはそりゃ少しでもムファサのようになりたい!と思ってしまうのは当然だと思うし、時にはそんな無茶やめろって、フラグ立ってるやん!なこともやってしまうのって気持ちわからなくもない。
ムファサのようになりたいもんね。
どんな時でもピンチの時には助けに来てくれるムファサってやっぱり偉大。

「僕たち親友だよね?」のシーンでずっと一緒にはいられないとわかったところ。
私、あんな気持ちになったことあって。
まだ幼い頃ずっと親と一緒にいられると思っていたとき。
『死』っていうものを理解していなくて、その存在を知ったときめちゃくちゃ泣いた。
自分が死んでしまうんや!ではなく、親もいつかは死んでしまうんや…って思ってしまって。
なんかその時の気持ちが蘇ってきて、あそこはあかん。号泣してしまうシーンw


この作品はものすごく、空と星と自然とが美しく描かれていたなぁって思った。
どれも好きな私にとって色彩豊かな光景は本当に眼福だった。
ありがとうございます。

動物たちも活き活きと描かれていて、観ていてすごく心が踊ったし、動物とアニメ版に対するリスペクトをとても感じた。

そして、楽曲の素晴らしさを引いてこの作品は語れない。
有名な楽曲の数々がとても壮大なサバンナを表現していて、ほっこりしたりピリッとした空気を作り上げていた。
Circle of Lifeが最高やろ!って思ってたけど、いやいやまさかの。
Can You Feel the Love Tonightのあのシーン。
最高すぎた。もうめちゃくちゃ泣いた。
あの感動がうまく言葉にできないのがもどかしい。
ミュージカル版と同様に抽象的な表現だったらどうしよう…って思っていたのも余裕の杞憂だった。



私ここまでめちゃくちゃ大絶賛していますけど、観る環境によってこの点数って大きく左右するとは思う。


IMAXレーザー/GTテクノロジー。
これで観たから評価が、ぐぐん!!と上がってる感は否めない。
最大画角の1.43:1のフルスクリーンで表現されるのがもうやばかった。
「あああ、ここだよねー!」ってツボをぐいぐい押してくるんだもん。最高。
IMAXデモを観ていたの!?って錯覚に陥ったのは本当に驚いた。

ドルビーシネマ。
虫さん(怖いof嫌い)がマジで飛んできてる感覚に陥って帰りたくなったw
暗いシーンで前方ブロックの座席から頭から何もかも見えなくなったことに驚いた。
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