セガール幹事長代理

ボヘミアン・ラプソディのセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
1.0
『一番売れてる映画が一番素晴らしい映画だとすると、浜崎あゆみが一番優れた歌手ってことになるよね』

10年くらい前に酔っぱらいの先輩が磯丸水産でこんなことを呟いたんですけど、今になってその意味に気付きました。
※格言っぽいですが完全に二番煎じです。

私自身クイーンに恩も仇もないのと、音楽の成績が1だったのが影響してると思うんですが、『裏切りが得意技のゲイが調子に乗りすぎて治らないタイプの性病になり、流れでやったライブが上手いこといった』以上の感想がどうにもこうにも捻り出せず、さらには色んなエピソードを脈絡無視してぶちこもうとしたからなのか、大して仲良くない友人の結婚式に流れる新郎新婦の生い立ちの映像を2時間30分見せつけられる錯覚に陥りました。

『これを観てあの時のクイーンを思い出せた』ってよく言うけど、それならウィキペディアにもっと詳しい情報書いてあるし、偽物が演じてる映画なんかじゃなくユーチューブで本人のライブ映像観ればいいと思うし、もっと言うと、そういう人に限って『ライブ映像探してサムネイルクリックしたら素人が歌ってる動画で腹立った』って文句言ってる気がします。

例えば気になってる女性と映画デートする機会が生まれた時に、相手が観たい映画が既に自分が鑑賞済みだとしても観てないフリしてもっかい観るとか全然出来るんですけど、この作品に限っては無理。

そこまで自分に嘘つけないわと思いました。
そこで嘘ついたらこれから胸はって生きてけないわと思いました。
(時と場合によります)