きゃん

ボヘミアン・ラプソディのきゃんのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0
伝説のロックバンド“クイーン”の知られざる物語、常識を打ち破り世界を変えたフレディ・マーキュリーの生き様を描いた作品。クイーンの音楽が様々な人に影響を与えている理由が少し分かった気がする。

クイーンがどんなバンドなのかとかあまり知らないし、「we are the champions」と「we will rock you」の2曲くらいしか知らないという薄い知識で試写会に参加したので話についていけるか心配だったけど、クイーンというバンド、フレディ・マーキュリーという男、音楽の力にぐいぐいと引き込まれた。影響されやすい性格なので早速週末にクイーンのベストアルバムレンタルして来ようと思います。

クイーンを知らないのでクイーンの物語というよりも一つのバンド、一人のアーティストの成功物語として見ていた。フレディを見ていると、バンドのヴォーカル、中心となる人は自分と自分の音楽を信じ、自信を持っている人でないと務まらないなと思った。そしてバンドのメンバーにも信頼されていなければならない。所属事務所やレコード会社には反発して喧嘩別れしても、自分を信じてくれるバンドメンバーは裏切ってはいけない。クイーンのメンバー達の家族のような関係が素敵だった。レコーディングシーンからは音楽へのこだわりの強さを感じた。20世紀最大の音楽イベント“ライヴ・エイド”のシーンは圧巻だった。観客との一体感に鳥肌が立った。IMAXで爆音上映で見てみたい。
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