今回は爆音上映で2回目の鑑賞。
やっぱり面白い!
ロックバンド クイーンの結成から、ウェンブリースタジアムで行われたライヴエイドまでの10数年間を描く。
主人公は今は亡きボーカル、フレディ・マーキュリー。
彼が成功し栄光を掴むサクセスストーリーなのはもちろんだが、成功したがゆえに孤独になっていく姿も描かれる。
さらに、彼が出自や歯にコンプレックスを持ち、自らがセクシュアルマイノリティであることに悩む1人の青年としての側面にもスポットが当たる。
フレディのパーソナルな部分を丹念に見せることで、終盤がより劇的になっていく。
最後のライヴエイドのステージは圧巻。
フレディの一挙手一投足に観客が魅了される様には感動を覚える。
当時のフレディの動きを完全再現しているのだが、フレディ役であるラミ・マレックのトレースぶりが凄まじい。
多少の脚色があるとはいえ、とてもドラマティックな映画に仕上がっている。
観た後は、クイーンの楽曲を聴きたくなる。
ベースのジョン・ディーコン役が「ジュラシックパーク」のティムをやっていた役者さんだと知った時はたまげたなあ。