きゃん

ちはやふる ー結びーのきゃんのレビュー・感想・評価

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)
4.2
競技かるたに青春かける高校生たちを描いた「ちはやふる 上の句、下の句」の続編であり完結編。前作同様キラッキラしてました。青春を全力で謳歌する高校生たちをすごく魅力的に撮ってくれている。

瑞沢高校競技かるた部員の綾瀬千早と若宮詩暢が、全国大会で激闘を繰り広げてから2年。3年生になった千早たち水沢高校競技かるた部。新入生も入部し、高校最後の全国大会に向けて動き出す。同じころ新もかるた部を作り、団体戦に向けて動き出す。一方太一は…

今作は個人戦よりも団体戦がメイン。新入部員が入ったことにより、団体戦の戦い方を改めて理解させてくれた。団体戦ならではの声の掛け合いは相変わらず魅力的で熱い。かるたのことしか頭にない千早、受験や恋に悩み、名人の周防との出会いで変わり始める太一、着実に前に進んでいく新。かるたにかける強い思いでつながる3人の幼馴染の、精神的にも肉体的にも真摯にかるたに向き合う姿がかっこ良く、感動させられた。

キラキラしてて熱い青春スポ魂もの演じさせたらすずちゃん勝てる人はいないんじゃないか。本当に魅力的。名人を演じた賀来賢人とクイーンを演じた松岡茉優の2人がかるたでもキャラでも良い存在感を出してくれていた。緊迫感もコミカルさも出してくれていて良いアクセントになっていた。
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