いやーーーこれは好きですねぇ!!!
お話はおそらくロバート・ハンス・ファン・ヒューリックの「ディー判事シリーズ」を元に大幅に改変していると思いますが、だからこそ王道のトンデモミステリーコメディになっていてこれぞアジア映画という味わい。
結構現代的な王様で、口がひん曲がっているのがチャーミングでとても良かったですね。
抜けているようで有能なイソもいわゆるイケメンをキャスティングしていないところが最高でした。
フグンくんめっちゃイケメンでちょっとしか出ないのに心をがっしり掴まれる。
知識や王宮の部屋の様子に時代考証もへったくれもないですが、本当に良い。
王宮の陰謀が大きすぎて映画内に収まっていない気もしますし、誰が誰なのか全然わからないですし、ツッコミ出したら止まらないですが、それがアジア映画の愛嬌だと思えたら超絶面白い映画だと思います。
あーー好き。
好きですこういう頭を使わないコミカルな映画。
また気が向いたら見たい。