ヴァラクのラスボス感すごい。
愛しのアイリーン
の翌日に
死霊館のシスター
そしたらこっちも
主人公の名前アイリーン
てかこのシリーズの邦題
どうにかした方がいいよね。
もう手遅れか。
世に腐るほどあるホラー映画の中ではもちろんとても良質な方なんだけど、脚本が都合良すぎるし、カメラワーク気になるところが結構あって、音で驚かすみたいな恐がらせ方も多くて、二流感は拭えない。やっぱりジェームズ・ワンは一流だな、と改めて分かる。
ただ途中、ラジオからポップな曲が流れてくる演出はジェームズ・ワンのセンスを踏襲していて好きだった。
あとちゃんと伏線回収してくる辺り、シリーズものとしてちゃんとしてんな、と思った。
タイッサ・ファーミガ、ヴェラ・ファーミガの娘かと思ったら妹なのね。すごい歳離れてるのね。ただその血縁的な意味では特にキャスティングの必然性はなかったね。髪を降ろすとお姉さんソックリ。お姉さんと同じく目が大きいからホラー映えするね。
ジョナ・ブロケってどっかで観たことあるなと思ったら、ELLE エルでユペールの息子やってた人か。
カメラワーク、デジタルズームみたいなの使ったカットが多くてちょっと妙だったけどホラーには合ってて面白かった。
音楽、やっぱりジョセフ・ビシャラって天才なんだよな。ジェームズ・ワンはどっから見つけてきたんだろう、あんな逸材。
ストーリーは、アメリカ映画によくある、キリスト教のルールの上で戦う、キリスト教バトルもの。聖書の二次創作とでも言おうかな。正直、こういうのもう飽きたんだけど。安いRPGみたいだったね。でもヴァラクのラスボス感はすごい。スター性があるわ。